ご無沙汰しています。そんなに元気ではないですが、生きているようです。
世間では、グレタさんが二酸化炭素を排出せず渡米するためにヨットチームまで編成して、かえって二酸化炭素を排出している批判が出ていたりするようですが。
ヨットチームまで用意する親は、子煩悩なのか、それとも娘に依存しているのだか。
本人はアスペルガーを自称までしているくらいなので、潔癖なまでに、二酸化炭素排出ゼロに固執しているのだろうと思います。
鉄道のない海を越えるとなると、移動手段が問題になります。
日本でも、沖縄県には鉄道が繋がっていません。また、島嶼部との移動でも問題になります。
ジェット機は、ケロシン(灯油の主原料)の排ガスで飛んでいるので、二酸化炭素排出の典型です。
プロペラのほうがマシだったり、さらには軽油などで走る船舶のほうがマシだとまでいわれています。
しかし、乗り合いではなくチャーターのほうがかえって、資源コストが増えます。
長距離だと、プロペラ機の定期航路があるのはまれです。
船舶も比較的に少なく、富裕層向けの大型客船などになるかもしれません。
船舶での移動は、時間がかかるのも甘受せねばなりません。
替えの利かない人物の移動だからといっても、
警備や事故リスク分散のためにチャーター機を使うのは大きな問題になりますが、
乗り合いの定期航空便を利用することは、全否定するのか、必要悪として許容せざるをえないのか、考えねばなりませんね。
簡単に言えば、
インターネット経由でリアルタイムに連絡のとれる時代ですから、
実際に行かずに済ませることがよいのだと考えられます。
グレタさんにしてもある意味で「エグゼクティブ」ですが、
グレタさんが現地に行くことにこだわっているのは、グレタさんが一種の崇拝の対象、アイドルと化してしまっているからなのだと思われます。
そしてまた、呼ぶことでマネタイズなどしようとしたりする連中がおります。そうした連中が喧伝するから話題になるわけですが、
啓発するためにそうした相互依存をすること自体も一考すべきでしょう。
(ただ、広告代理店のようにお金がすべての連中を利用するか否かで、社会啓発の規模が変わってしまうのですよね。このように世の中は「詰んで」います。)
他方で、ほとんどの人は、遠方に旅行をする経験をもたねば、見地は広まらず、教養が高まりません。
日本人は閉じこもっているから、自己中心的です。
けれども、そうした旅行にはどうしても、資源を大量に消費してしまいます。
結論は一意には出ません。
ただ、将来的には、選択肢すらなくなってしまうのでしょうね。
遠方に旅行するのは特権になるのでしょう。